キーワード"CiRCLING!"について#1の続きです。見てない人は#1から見てネ
さて、#1ではCiRCLING!の立ち位置を見てきました。
そして#2ではこの曲、および言葉が作品にどう使われているのかを考えていきたいと思います。
まず、CiRCLING!と一言ではいうものの、どういう言葉なのか、ある程度決めておいた方がいいでしょう。
まず思いつくのは人の輪ですね。手を繋ぐ、仲間になる、、、等々のことが当てはまるでしょう。
次に、バンドリにおいてはライブハウス"CiRCL"も当てはまるでしょう。イベントストーリーではこういう意味合いが強かったですね。
あとは中村航先生の定義するCiRCLING!「循環しながら新しい場所へ向かい続ける物語」もそうでしょう。
簡単に見るとこんな感じですね。これだけ見てもたくさんの意味として捉える事ができます。
そして先ほど定義したこの"CiRCLING!"はバンドリという物語の根幹にあるものではないかと筆者は思っています。
いくら定義が広いとしてもそう思えるほどにこの"CiRCLING!"という言葉が使えるんですよね。
では、この"CiRCLING!"、どんな風に物語に関わっているのかを見て見ましょう。
初めは曲の歌詞中の 「神様約束します 私達今一つになって」の部分ですね。
この"神様"という言葉、 恐らくバンドリオタク極めてる方ならピンと来た方も多いのではないでしょうか?
小説版BanGDream!において花園たえにギターを教えた人物、神田です。
彼は作中で神を自称していました。そしてたえも彼のことを神といって慕っていました。なんでか舎弟でしたが(笑)
そんなことあり、この神という人物はその神田という人物であると推測できます。
さて、小説版BanG Dream!はどんな物語なのかというと神田もいた伝説的バンド、RAZESの志半ばで破れた夢を香澄達が受け継ぐ(超ざっくり)という物語でした。
そしてCiRCLING!にはさらに「環!受け取った愛を再び誰かに渡せる日まで」という歌詞があります。
つまりRAZESから受け継いだ夢はCiRCLING!と表現できます。さらにはまた誰かに渡せる日までなんて言ってますからやもっと大きく「夢はぐるぐると受け継がれる」ということです。
これがバンドリという物語の原案のテーマです。
そして、そのテーマは新しくなっても意味違えど変わっていませんでした。(そうじゃないとCiRCLINGって曲を世に出さないしね)
例えばポピパだと走り始めたばかりの君にの「めくるめく季節抜け出して」や切ないsandglassの春夏秋冬の表現です。
ポピパは青春というものにスポットが当たっているため、春夏秋冬を繰り返しながら成長していくというまさにCiRCLING!の物語と言えるでしょう。
あとはAfterglowとかもですね。
Afterglowは"夕焼け"がモチーフのバンドです。それが次第に紺碧→朝と巡ると気づきました。それが2章までのざっくりとしたお話です。
夕焼け→紺碧→朝焼け→夕焼けと巡りながら少しずつ新しい"いつも通り"となってゆく。これもCiRCLING!と言って差し支えないでしょう。
このようにバンドリにはCiRCLING!を元にしているであろうものがたくさんあります。当然今回挙げたもの以外にもたくさんのCiRCLING!が隠れています。
筆者も全然把握できていないので探さないといけないです。ここ情報提供求むでお願いします。
それでは今回はこの辺で失礼いたしやす視聴者先輩! あっ名前は調べさせていただきやした!