nagi1000337の備忘録

一人のオタクの備忘録

2023年個人的ベストアニメソング10選

お久しぶりです。

表題の通りです。備忘録として

 

1.命火

やなぎなぎ 作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:照井順政

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 私が贔屓にしているアーティスト、やなぎなぎさんからは命火がランクイン。この曲はアニメ「最果てのパラディン」のOPテーマとなっている曲で、一昨年の「標火」から繋がっている曲となっています。

 標火で編曲を担当していた照井順政さんがついに作曲として参戦。照井さんの有名な変態的な作曲力を遺憾無く発揮しており、非常に難解な楽曲が誕生しました。

 その変態さたるや、歌うのが難しいばかりでなく、曲にノるのすら難しいほど。(初披露時は観客がペンライトを触れない事態が発生した)

 しかし、ただ難しいだけでなく、カッコ良さや、一度理解してしまえばクセになるリズム、それを歌いこなくやなぎなぎさんの歌声が相まって、非常に魅力的な1曲に仕上がっています。

 

2.マスカレイド

天羽友梨 (CV:大橋彩香)風祭瑠璃 (CV:田所あずさ)

作詞:中原徹也 作曲:半田彬倫

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 本楽曲はメディアミックスジャズコンテンツ、swing,singの楽曲です。

 本コンテンツはジャズをテーマにした楽曲重視のコンテンツで、本楽曲はその中でも特にジャズっぽい曲の1曲。

 ジャズのオシャレさと、クラップの楽しさとで、単純ながらも音楽の楽しさを体感できる1曲に仕上がっています。

 余談ですが、このコンテンツ、いい意味で難解な楽曲が多いので、楽曲派の皆さんは是非一度きいてみてください。

 

3.青のすみか 

タニタツヤ 作詞・作曲・編曲:キタニタツヤ

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 今年の一般人も知っているアニソンで言えば一番好きなのがこの曲。

 歌のキタニタツヤさんはヨルシカのベースをしていたり、sajou no hanaのメンバーであったこともあり、私の好きな琴線を見事に触れてきています。

 作品のテーマに沿っていそうな感じがありながらも(筆者は呪術廻戦未視聴)、曲単体としても魅力的で、偏屈さの混じった王道をきちんと作り上げてきているのが本当に偉い一曲。

 サビ前のリフが好きで、それだけでもご飯三杯は食べれちゃいますね。

 

4.Paraguraider

石原夏織 作詞・作曲:渡辺翔 編曲:HAMA-kgn

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 夏アニメ「夢見る男子は現実主義者」OPテーマ。

 この曲は所謂「俺ガイル」、「青ブタ」のような青春ラブコメラノベOPにおける王道の完成系のような楽曲だと思っています。

 始まりからBメロまでの心地の良い疾走感、サビの突き抜けた歌声に、緩やかなサビ終わり、その全てが青春のいい所を耳に届けてくれます。

 また、本楽曲は石原夏織さんのMVも凄く出来がよく、楽曲の良さを最大限活かした絵を見せてくれます。(特にサビ付近の快晴の空の中に佇む石原夏織さんの絵はこれ以上ない絵だ)

 

5.シュークリーム・ファンク

フィロソフィーのダンス 

作詞:COMiNUM・kaz 作曲 :kaz Kuwamura ・Kentaro 編曲:Kentaro

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 マッシュル-MASHLE-のエンディングテーマ。あまりにもキャッチーな始まり、オシャレ過ぎる曲調・展開に楽しさが終始付きまとう楽曲。アニソンとしても、アイドルソングとしても楽しいは正義! あまりにも完璧過ぎるあまりエンディング映像がこの曲に引っ張られているのは笑いましたが、それほどまでに魅力の詰まった一曲となっています。

 

6.ヒロガリズム

石井あみ・吉武千楓

作詞:六ツ見純代 作曲・編曲:ハマダコウキ

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 プリキュアの曲らしい。

 嘘です。よく知ってます。今年初めにハマっていたひろがるスカイ!プリキュア!第1クールエンディングテーマです。

 子供むけらしい簡単なダンスと、聴くだけでも楽しいリズムが同居した王道ソング!

 とりあえず聞けば楽しくなれるのは本当にいいですね。

 

 

7.Jump Into the New World

Liella! 作曲:宮嶋純子 作曲:水野谷裕

 

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 ラブライブ!スーパースター!からはこの一曲。

Dialogue+の「やばきゅんシューベルト」を彷彿とさせるフュージョン味のある始まりと、終始強い酒のようなEDMが幅を利かせている1曲。え?この曲超有名メディアミックスコンテンツのアルバム表題曲なんですか? え?、新体制の象徴曲? マジデ......

 ソロパートは音も強ければライブでの演者のダンスも凄く、全力で楽しむには体が足りない!と悶えさせられてしまう。

 この曲に限らず、このアルバムの曲はオシャレでダンサブルな曲が多く、私の好みを直球に撃ち抜いてきていましたね。(他だと影遊び、不可視なブルーとかは本当に刺さりました)

 

8.On your mark

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

作曲:Kanata Okajima、Hayato Yamamoto 作曲・編曲:EFFY

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 今年大躍進の新コンテンツ、ラブライブ!蓮ノ空女学院 スクールアイドルクラブからはこの楽曲。この楽曲が初期から存在するのマジ!?!?!?!?

 取り乱しました。

 この楽曲は蓮ノ空の始まりのシングルの、まさに始まりを象徴する楽曲。

 コンテンツの顔としてはDream Belibers!!があり、そちらが真っ当な”全体曲”をしているとはいえ、あまりにも攻めすぎているこの楽曲。

 ライブで聞いても強い上、サビがとてもオタ芸しやすい曲調をしているのもポイント。

 どんな状況でも強い曲がいつでもやれるコンテンツは強い!!!!!!

 

9.ド!ド!ド!

みらくらぱーく 作詞:ろさ 作曲・編曲:山本玲史

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 またまたラブライブ!蓮ノ空女学院 スクールアイドルクラブから、ユニットの一つ、みらくらぱーくを象徴する1曲。

 みらくらぱーくの曲調は本楽曲の歌詞にもある通り”楽しいが一番!”のスタンスで作られているドカ騒ぎソングが多いです。私もそういうの、大好きですが、ここにランクインしたのにはもう一つ理由があります。

 それが文脈。このド!ド!ド!、ドカ泣きソングだと言ったら信じられるか......?

 おーりゃりゃーどーりゃーりゃー

 信じられる訳ないよな。でも本当にドカ泣きソングなんだ。信じてくれ!!!

 この曲は”ド”級の!”ド”カ泣き!”ドカ騒ぎソングなんだ!!!!!

 

 そう、この楽曲、こんな曲調をしながらも文脈で泣ける楽曲になっている。しかし、物語を知らずに歌詞を見てもただバカ騒ぎする為の歌詞にしか見えない。

 この楽曲のミソはそこだ。

 この楽曲は完全にドカ騒ぎソングだ。泣く為の要素は見当たらない。しかし、泣けるのだ。完全に、物語の文脈のせいで。

 この塩梅が凄い。このド!ド!ド!、聞けばオタクが泣きながら飛ぶ。

 泣くというのは楽曲にこれ以上なく心酔している証拠だ。その状態でブチ上がるとどうなるか......

 正直、これだけで蓮ノ空に触れる理由になると思う。

 この麻薬を吸った以上の気持ちの高鳴りを、是非とも体験して欲しい!

 

10.Link to the FUTURE

スリーズブーケ&DOLLCHESTRA &みらくらぱーく

作詞:畑亜貴 作曲:LiCu、古河夕 編曲:EFFY

 

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 今年最も強いソング in 2023!!!

 年の瀬ギリギリ、12月31日から見てもわずか3日前に生まれた楽曲が優秀の美を飾りました。

 まずは簡単に本楽曲を解説します。

 本楽曲は上記から述べていますラブライブ!蓮ノ空女学院 スクールアイドルクラブの、最新楽曲であり、ストーリー1期の総決算のような楽曲となっています。

 蓮ノ空は3つのユニットが存在し、それぞれを軸に活動しているのですが、その3つのユニットが3つのユニットのまま1つのグループとして存在する為の曲で、まあ割と無茶苦茶なことをしている曲です。

 この曲の文脈が強いということは蓮ノ空を追っている人間からすれば自明であり、追いかけていない人間にもある程度重要な曲であることは察していただけると思いますので、割愛します。

 本楽曲の特徴は、この曲がストーリーありきの変則的な曲でありながら単体としても非常に完成度の高い楽曲であるということです。要するに変態楽曲ってコト。

 この曲はコンセプトが3つのユニットの味を残しながらも一つの楽曲にまとめ上げるということなのですが、その構成が1番、2番がわずかに変わることで、多種多様な展開を作り出すことに成功しており、初見では予測できない楽しさを味わうことができます。

 また、曲調事態が楽しく聴けるようにチューニングされており、何も知らない状態でも多福感の多い楽曲として成立しています。

 これだけ完成度の高い楽曲に文脈が乗る訳ですからそれはもう、とてつもない破壊力になる訳で......あとは察していただけると助かります。

 

 以上、2023年に出会った最高ソング達でした。

 2024年もいい楽曲に出会えるといいな。それでは!

※執筆時点で2024年を迎えました。